今年の甲子園大会は,有名な私学の強豪校がそろったなと思います。
とくに,東日本の学校。ほとんどが甲子園の常連校ですね。
関東の横浜,早稲田実,帝京,浦和学院,常総学院,桐生一
北海道・東北の駒大苫小牧,仙台育英,東海の愛工大名電,
どこも過去の大会で優勝あるいは上位進出経験校。
東西対決になる甲子園大会,
我が鹿児島工も初戦は突破してほしいと願っているので,
上記のような学校との対戦は,勘弁してほしいと願うものですが…
7月3日,組み合わせ抽選会が行われました。
我が鹿児島工の対戦は,大会7日目 第3試合,2回戦からの登場です。
相手は唯一決まらず,高知商と白樺学園(北北海道)の勝者です。
まずは,7日目。私としてはうれしいです。
これで7日目まで,楽しく高校野球観戦ができそうです。
以前,県代表が初日で敗れたときなど,その大会の興味は一気に失せました。
わくわくしながら7日目を待ちます。その間,ほかの学校の対戦も楽しめそうです。
次に,対戦相手。
相手は1回戦の勝者とはいえ,上記にあげたような有名私学が相手ではありません。
高知商は確かに名門で優勝経験もありますが,手も足も出ないわけではないと思います。
白樺学園は初出場。名前やユニフォームで恐れることはなさそうです。
鹿児島工は初戦ですが,序盤さえ乗り切ればよい試合ができると思います。
容易なことではないでしょうが,ぜひ,初戦突破を期待します。
今年度の鹿児島県勢のレベルは…
秋の九州大会,樟南,徳之島とも初戦敗退(2校ともにコールド負け)
春の九州大会,神村学園,出水中央とも初戦敗退(1校はコールド負け)
南日本招待野球,1勝5敗の惨敗(招待校:早稲田実,清峰)
各大会とも県外あいてによい結果を残せていません。
つまり,今年の鹿児島県勢のレベルに,過剰な期待はできません。
しかし,だからこそ私にとってはよいのです。
今年の鹿児島県勢の力は,今年度の県外勢との対戦を見る限り,
初戦突破できれば,御の字です。
あるいは,初戦,大敗せず接戦ができたらそれで十分の力です。
そんな鹿児島県勢の力ですから,逆に,もし,初戦突破できたら喜びも倍増です。
高校野球なので何が起こるか分かりません。
もちろん,鹿児島県代表の鹿児島工を全力で応援します。
期待できないといっても,初戦突破は期待しています。
相手も,そこまですごい相手では,なさそうですから。
今年度,鹿児島工は秋・春の九州大会にも出場していません。
南日本招待野球は,長崎県の清峰(春の甲子園準優勝)に1−9の惨敗。
県予選でも準々決勝以降は1点差の辛勝。
しかし,
鹿児島工は,投手陣をはじめ昨年から試合に出ている選手も多いのです。
そして,昨年度は秋・春の九州大会に出場し,春はベスト4。
そのときを経験している選手も多いのです。
また,県予選では1点差を逃げ切る粘り強さ。
相手にリードを許しても,すぐ,その裏の回に逆転する強さ。
シード校が次々と敗退する中,きっちり勝ち上がる強さ。
投打の柱がしっかりしており,よいチームだと思います。
だからこそ,初戦突破の期待をしています。
がんばれ,鹿児島工